<このイベントは、野球INSIGHTの前身の「野球ファンネット」時代に開催したものです>
◼︎開催日時
・2013年3月8日(金):19時20分〜21時00分
◼︎会場
・東京・渋谷「Cue702」
◼︎出演(敬称略)
【ゲストスピーカー】葦原一正(株式会社横浜DeNAベイスターズ 社長室長)
【ナビゲーター】河島徳基(阪神タイガース元職員)
スポーツマネジメントでベイスターズを読み解く
オープン戦、そしてWBC。野球の季節が動き出し、野球ファンの肩も温まってきた3月上旬。そんなタイミングで開催されたのが「駅前野球大学4」。今回も先月に続き、テーマはスポーツマネジメント。感情だけで語りがちな球団を、あえて経営と事業の視点から捉え直す回となった。
ターゲットは野球大好きなビジネスマン
ゲストは、球界参入2年目を迎える横浜DeNAベイスターズで、経営・サービス改革に取り組む葦原一正。コンサルティングファーム出身というバックグラウンドもあり、議論は冒頭から「数字と言語化」で進んでいく。

収益構造を図解と数値で可視化。浮かび上がる「入場収入依存」
葦原は、球団運営の仕組み、収益分布、経営状況の現状を、図解と具体的な数値を交えながら解説。とりわけ印象的だったのは、入場収入への依存度の高さが、改めてクリアに示された点だ。「なんとなくそうだよね」を「だからこうなる」に変換していく。会場の理解が一段深くなる瞬間が何度もあった。
来場者ツッコミで、議論はさらに深く
駅前野球大学らしいのは、来場者からの遠慮のないツッコミが入るところ。今回も例外ではなく、鋭い質問が次々に飛び、葦原が一つひとつ丁寧に受け止める形で議論は加速する。予定調和では終わらない。むしろ、そこからが本番。会場全体が「考えるモード」に切り替わっていく空気があった。
最後は今季のアクションプラン発表。期待と要望が噴き上がる
締めくくりは、今季に向けた球団のアクションプランの提示。ベイスターズファンを中心に、要望や期待の声が相次ぎ、場の熱量はピークへ。応援が参加に変わる瞬間が確かにあった。盛況のうちに終了したが、手応えが残る回だった。



